【第19回法務セミナー】中小企業における少数株主対策の実務
今回のセミナーは、「中小企業における少数株主対策の実務」と題して、中小企業(非公開会社)の少数株主対策に焦点を合わせた実務上の問題点を説明したいと思います。
周知のとおり、沖縄においては、特に復帰前に設立された会社においては、株式の募集に係る手続きが十分に整備されていなかったことから、取引先等多くの少数株主が存在している会社が現在でも数多く存在しています。
このような会社において、支配株主に相続が発生した場合、あるいは後継者が親族や社内に見当たらずM&Aを実行せざるを得ない場合、どうしても少数株主の存在が問題となります。
現行会社法において、少数株主から支配株主や会社が株式を取得する方法として、「少数株主からの譲渡承認請求」、「少数株主との合意による自己株式の取得」、「少数株主の相続に対する相続人からの取得」、「特別支配株主の株式等売渡請求」、「株式併合」等様々な手法が考えられます。また、「所在不明株主に対する対策」も考慮しておかねばなりません。
今回のセミナーでは、このような手法のメリット・デメリットを税法の観点も含めて検討し、幅広く実務上の問題点とその対応を考えたいと思います。
なお、今回は、セミナーの内容が非常に広範囲にわたることから、2回に分けて行いたいと存じますのでご了解いただきたく存じます。
【日 時】
【第1部】2023年5月23日(火) 午後2:00~午後4:00
【第2部】2023年5月30日(火) 午後2:00~午後4:00
【場 所】
弁護士法人ACLOGOS セミナールーム
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