改正民法・不動産登記法 その4

また相続法が変わります④

最初のお話では、相続関係の改正以外にも、①相隣関係、②共有制度の見直し、③所有者不明土地の合理化を図るための財産管理制度の見直しがなされているということですが、これも簡単に説明していただけませんか。

ごくかいつまんで説明します。いずれも所有者不明土地の利用の円滑化を図るための改正です。

まず隣地の利用関係に関する相隣関係について、ライフラインの引込みを円滑化し、土地の利用を促進化し、隣地所有者不明状態にも対応できるように見直しがされました。

また、所在不明等の共有者がいる場合に、裁判所の関与のもとで、共有物の変更行為や管理行為ができるようにするとともに、他の共有者に不明共有者の持分を取得させる旨の裁判ができることになります。

さらに、所有者不明土地・建物の管理制度や管理不全土地・建物の管理制度が創設され、裁判所が管理人を選任することができるようになります。

また、相続等により取得した土地所有権を国庫に帰属させる制度が創設されました。

これらについても、改めて説明することとします。(続)

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